朝から雲行きが怪しい。
なので映画を観にいくことにしました。
名古屋のミニシアター、シネマテークへ。
以前、ヤン・シュヴァンクマイエルを上映した際に来て以来、
10年ぶりくらいです。
チョイスしたのは「いのちの食べかた」。
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
普段我々が何気なくスーパーで購入する肉や魚や野菜。
我々は既に“食品”に加工された後のものを購入するだけですが、
どのような過程で生きている牛、豚、鳥、魚が
食品になってゆくのかを追ったドキュメンタリーです。
映画はナレーションもインタビューもなく、
坦々と“食品”に加工されてゆく過程を映し出します。
まるでモノのようにベルトコンベアーで運ばれるヒヨコ。
メリーゴーランドのようなミルク搾取機に乗せられる牝牛。
機械や飛行機で農薬散布される野菜。
全自動の機械により解体されていく魚や豚。
まるで自動車工場のように機械的に豚や鳥を処理する人々。
地下深くで採取される岩塩。
死んでしまうと血液が固まってしまうため、
電気ショックで気絶した状態のままで血抜きされ、解体される牛。
今まで見たことのないような場面がこれでもかとゆーくらい
出てきます。
この映画は別に自然食がいいとか家畜の虐殺に反対とか
そういったことを訴えているのではなく、
普段何気なく食べている食品の作成過程を見せることで、
今一度、食に対する意識を見つめ直す機会を提供しています。
世界で最も残飯を出している国は日本だそうです。
また、きちんと毎日の食事にありつけるのは全人口の8%だそうです。
日本人こそがこの映画を観て、もっと食に対して考えないと
いけないと思う。


